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【中国通信】鳥インフルエンザ情報・最悪64万人死亡

2017年01月24日
1月14日の上海総領事館からの情報によると、中国、香港及びマカオで鳥インフルエンザA
(H7N9)のヒト感染症例が発生したため、外務省が「スポット情報」を発出した、ということ
です。

重要な情報ですので、以下に引用致します。

―― ―― ―― 引用 ―― ―― ――

【ポイント】
●2016年12月以降、中国、香港及びマカオにおいて、鳥インフルエンザA(H7N9)の
ヒト感染例が増加しています。渡航・滞在する際は、こまめに手を洗う、生きた鳥を扱う
市場や家禽飼育場への立入を避けるなど、予防に心がけて下さい。

●特に江蘇省では、12月に入って50例以上の発症例が確認されているところ、当該
地域に居住又は訪問する予定のある方におかれましては十分ご注意下さい。

1.中国、香港及びマカオにおける鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染症例

(1)2016年12月以降、中国において鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染例が増加
  しており、中国の国家衛生・計画生育委員会(NHFPC)は、2016年11月22日
  ~2016年12月29日の間に106例のヒト感染例(うち死亡20例)が確認されたこと
  を発表しました。感染者の発生地域は、江蘇省(52例)、浙江省(21例)、安徽省
  (14例)、広東省(14例)、上海市(2例)、福建省(2例)、湖南省(1例)となっており、
  感染者の多くに家禽との接触があったとのことです。

 2016年の1月以降の中国国内における発生状況は以下のとおりです。
   2016年 1月 感染者報告数  28例 うち死亡  5人
         2月 感染者報告数  29例 うち死亡 15人
         3月 感染者報告数  17例 うち死亡  7人
         4月 感染者報告数  11例 うち死亡  7人
         5月 感染者報告数   5例 うち死亡  1人
         6月 感染者報告数   7例 うち死亡  5人
         7月 感染者報告数   5例 うち死亡  1人
         8月 感染者報告数   0例 うち死亡  0人
         9月 感染者報告数   0例 うち死亡  1人
        10月 感染者報告数   2例 うち死亡  1人
        11月 感染者報告数   6例 うち死亡  0人
        12月 感染者報告数 106例 うち死亡 20人

(2)2016年12月以降、香港で4例(うち死亡1例)、マカオで1例のヒト感染が報告
  されています。

(3)つきましては、中国、香港及びマカオへの渡航を予定している方又は既に滞在中
  の方は、在中国日本国大使館及び各総領事館のホームページなどから最新の関連
  情報を入手し、以下2.を参考に十分な感染予防に努めてください。

2.鳥インフルエンザA(H7N9)について

(1)感染源
  現時点において感染源は不明ですが、鳥インフルエンザにかかった鳥の羽や粉末状
  になったフンを吸い込んだり、その鳥のフンや内臓に触れてウイルスに汚染された手
  から鼻へウイルスが入るなど、人の体内に大量のウイルスが入ってしまった場合に、
  ごくまれに感染すると考えられています。ヒトからヒトへの持続的な感染は確認され
  ていません。

(2)症状
  これまで海外で報告された情報によると、多くの患者に発熱や咳、息切れ等の症状
  が見られたことに加え、重症の肺炎に発展するケースが見られました。ただし、この
  病気の詳細はまだ分かっていません。

(3)予防
  鳥インフルエンザA(H7N9)に対する一般的な予防策は以下のとおりです。
 ●休息、栄養を十分に取り、体に抵抗力をつける。
 ●手指等の衛生保持に心掛ける。
 ●咳やくしゃみの症状がある患者とは、可能な限り濃厚接触を避ける。
 ●温度の変化と乾燥しすぎに注意する。
 ●高熱、咳、呼吸困難等の症状が見られた時は、適切なタイミングで専門医の診断を
  受ける。

また、鳥インフルエンザA(H7N9)の特徴及び上記に追加する具体的予防策は以下
のとおりです。
 ●生きた鳥を扱う市場や家禽飼育場への立入を避ける。
 ●死んだ鳥や放し飼いの家禽との接触を避ける。
 ●鳥の排泄物に汚染された物との接触を避ける。
 ●手洗い、うがいにつとめ、衛生管理を心がける。
 ●外出する場合には、人混みは出来るだけ避け、人混みではマスクをする等の対策
  を心がける。

(4)発生地域からの帰国時・帰国後の対応
  帰国時に発熱、咳、のどの痛みなどの症状がある場合には、検疫所の健康相談室
  に申し出てください。また、帰国後10日以内にこれらの症状が出た場合には、速やか
  に最寄りの医療機関を受診し、発生地域に渡航・滞在していたことを伝えてください。

3.海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を
  伝えておくようにしてください。

 3か月以上滞在する方は,大使館又は総領事館が緊急時の連絡先を確認できるよう,
  必ず在留届を提出してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet )
 3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新安全情報や,緊急時の大使館
  又は総領事館からの連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」
  に登録してください。
  (https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/)

―― ―― ―― 引用終わり ―― ―― ――

なお、数日後、NHKでは、「ウイルス"大感染時代"~忍び寄るパンデミック~」と題して、
鳥インフルエンザを中心とするウイルスの脅威に関する番組が放映されました。

要旨は、「鳥インフルエンザウイルスの遺伝子が変異するなどして、ヒトからヒトへの強い
感染力をもつ新型インフルエンザが出現すると、国の想定では、新型インフルエンザの
感染爆発が起きた場合、国内で最悪64万人が死亡し、社会機能が麻痺する可能性が高い」
というものです。

あまり恐れすぎるのは問題ですが、いざというときに備えて正しい知識を備えておくことは
重要だと思います。

以上

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